勝者の馬券戦略③ 券種選びをマスターせよ

馬券戦略

レース選定、予想ファクターの取捨選択ときて次はいよいよ券種選びです。

券種選びは回収率を大きく左右する要素の一つなので、なんとなくで買っているうちは絶対に勝てません。

今回の記事では券種選びがいかに大切か、そしてどのようにして券種を選ぶべきかを解説していきます。

券種の基本

そもそもなぜ券種選びが回収率に大きく関わってくるのか? それは券種ごとに払い戻し率が異なるからです。払い戻し率とは、その券種の売上金からJRAの取り分を差し引いた、的中者に分配される金額の割合のことです。

現在JRAの馬券の払い戻し率は以下のように設定されています。

券種払い戻し率
単勝80%
複勝80%
枠連77.5%
馬連77.5%
ワイド77.5%
馬単75%
三連複75%
三連単72.5%

この表を見れば一目瞭然で、最も払い戻し率の高い単勝・複勝と、最も低い三連単との間には7.5%もの差があります。

これはつまり10万円を馬券に投じたとして、単勝だけを買った場合と三連単だけを買った場合では得られる配当に7500円分の差があるということです。

長期的な視点で見ればこの差は非常に大きいです。三連単は的中が難しいだけでなく、的中者に分配される金額の割合も低い、勝ち続けるにはとても不利な馬券であると言えるでしょう。

だからここで提言します。競馬初心者と馬券で勝てていない人は単勝を買いましょう!

単勝馬券の魅力

なぜ単勝は嫌われるのか?

競馬を始めたての初心者の方にとっては、単勝馬券はあまり魅力的には思えないかもしれません。「的中はしやすいけど配当は低い」というイメージが先行しているからでしょう。

競馬歴が長い人の中にも「単勝なんか買ってもしょうがない」という人もいるくらいなので、やはり配当が低い=夢がないということなのでしょう。ギャンブルで確実に当てにいっているのがなんとなく「ダサい」「セコい」といった風潮もあるのかもしれません。

ではその人たちが三連単や三連複で年間収支プラスを出せているのかといえば、必ずしもそうではありません。

僕の持論として、券種とはRPGの武器のようなものです。自分のレベルに合ったものを装備しなければ力を発揮できません。1着の馬を当てるだけの単勝ですら当てられない人が、1,2,3,着すべてを当てなければならない三連単を当てられるわけがないですよね?

だからまずは単勝だけを買い続けてみて、的中率と回収率を把握してください。それで年間回収率100%を超えられないようであれば、予想の仕方を変えていきましょう。

勝つ馬を当てる―シンプルゆえ競馬の本質が詰まっている

競馬初心者がいきなり三連単や三連複ばかり買うことの弊害として、雑な予想が身についてしまうと僕は考えています。

どういうことかというと、三連単、三連複は三頭以上の馬を選ぶ券種なので予想をするときに、漠然と「馬券内に入りそうな馬」を探す癖がついてしまいがちです。競馬を始めたての頃の僕がそうでした。

それの何がだめなのか? 理由は二つあります。

  • 「勝つ馬」と「馬券内に来る馬」は性質が違う
  • 予想する力が身につかない

2着、3着と好走は多いのになかなか勝ちきれない馬っていますよね。ぱっと思い浮かぶのはナムラクレアやボンドガールでしょうか。特に差し・追い込み脚質の馬に多いです。競馬は基本的に前にいる馬の方が有利なので、後方から行く馬や出遅れ癖のある馬はそれだけで不利です。だからどれだけ素晴らしい末脚を持っていても2着、3着が精一杯になってしまうのです。

逆に勝つ馬というのは勝つときと負けるときがはっきりしている場合が多いです。メイショウタバルやナルカミのような馬がまさにそうです。

もちろんすべての馬に当てはまるわけではありませんが、そういった性質を見極めずにただ力のある馬を「馬券内には来そうだな」という感覚で選んでいると、本質的な予想力が身につかず、回収率も向上しません。

単勝を1点で買う=勝つ馬を真剣に予想することになるので、続けていけば軸馬選びが上達します。そしてその延長線上に馬連や馬単、そして三連複・三連単が存在するのです。

まずは単勝馬券で1着になる馬の予想スキルを磨き、そこから上位の券種へとステップアップしていきましょう。

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